大キライなゴキブリ・・・
「1匹見たら30匹いると思え！」なんてよく言われるように、ゴキブリの生態は恐ろしく駆除も大変！
害虫の中でも特に嫌われ者ですよね。一刻も早く家の中から追い出すために、まずゴキブリについて知り
敵とどう戦うか作戦を練ってみてはどうでしょう？
ゴキブリは暗くてジメジメした所・狭くて暖かい場所を好みます。
高温多湿のうえ、餌となるものがあればゴキブリ達にとってそこは最高の棲家でしょう。
家庭の台所などで遭遇するテカテカと黒光りしたクロゴキブリは、気温18℃～32℃位がお好みのようで
18度以上になるとガサゴソと行動を開始し、30度以上ともなるとさらに激しく動きまわるようになります。
まさにゴキブリ第一発見時期も蒸し暑くなるその頃で、夏はウヨウヨ出没しますよね！
ゴキブリは巣を持ち、幼虫・成虫ともに仲良く？暗くて狭～い巣に潜んでいるんだそうです。
また家の中は暖かいので棲みつきやすく、ゴキブリはせっせと卵を産み､子宝に恵まれ？想像を絶するほど
どんどん増え続けていきます｡ほんとにものすごい繁殖能力です。
この世界に存在するゴキブリの種類は約4000種もあります。
そのうち日本に生息するのは約50種類で、人家に出没するのは4種類ほどといわれています。
飲食店などによくいるのは「チャバネゴキブリ」がもっとも多く、比較的小さめのゴキブリです。
家庭の台所などで見かけるのは「クロゴキブリ」で黒いテカりのあるやや大きめのゴキブリです。
あとは森林などに生息しているゴキブリなどがあります。
種類によって行動パターンもさまざまなんだそうです。
ゴキブリの生命力は凄まじいもの。
「人類が滅亡してもゴキブリは生き残る」とよく言われますが、う～ん納得！と思えてしまいます。
まず何といっても繁殖が凄い！ゴキブリの雌は一度の交尾で一生分の精子を手に入れるのです。
そして何度も何度も卵を産みます。ほんとに迷惑な生殖機能を備わったゴキブリ！
また死ぬ間際にも卵を産みつけるという驚異の凄技も披露？してくれます。
ですので絶対に仕留めた後も気を抜かず、死骸は確実に処分しましょう！
ゴキブリは雑食性で何でも食べます。
人間が食べる物はもちろんのこと、髪の毛や垢や大便などの老廃物、紙や糊、自分達の糞などなど
数えるときりがない位何でも餌にしてしまいます。また共食いもするので、仲間の死骸をむさぼる
というおぞましい光景が、日夜どこかの片隅で繰り広げられているかと思うとゾッとします。
タマネギ・ビールなどの臭いがお好みですので、寄りつかないようにタマネギを放置したままにせず
ビールの缶も飲んだ後は軽く洗い流しましょう。
ただ、何でも餌にしてしまうゴキブリですが塩は食べないそうですよ。